PJ / PWJ Series (Otohiko Fujita Signature Models)

数々のレコーディングセッションやミュージカルなどで活躍され日本を代表するホルン奏者・藤田乙比古氏。日本人の多くが知らず知らずのうちに藤田氏の音を耳にされています。レコーディングの現場は実に過酷なもので、ホルン一人でぶっ続け10時間にも及ぶことがしばしばとか。そんな激務に耐えうるマウスピースとして「PJ / PWJ」は開発されました。

リムからカップへとつながるエリアに唇が入り込むことを前提に、日本人の歯型に合わせた空間を設けました。「リップスペース」と名付けたこの空間の効果は絶大で、ほんのわずかな息にも反応するppのレスポンスと、決して破綻しないffでの響きを両立しています。音程もバランスもよく、長時間の演奏にも余裕ができました。

2022年1月の発売から6ヶ月で150本出荷された処女作「PJ」にはこの卓越したコントロール性を実現するためにリム幅の狭いナローリムを採用していましたが、ワイドリムを好まれる方、マウスピースに安定感をお求めの方にも対応できるよう片側0.125mmワイドにしたものが第2弾「PWJ」です。髪の毛1本ほどの変更ですが、印象は大きく変わります。PJとPWJ、どちらもお好みでお選びいただけます。

もちろんシャンクは5種類ご用意しました。どんな楽器にもパーフェクトフィットします。

監修者：藤田乙比古（レコーディングアーティスト　日本大学芸術学部音楽学科講師）　
販売元：株式会社ダク